クロールには足の打ち方が基本的に3種類あります。
・短距離向けの6ビート
・中距離向けの4ビート
・長距離向けの2ビート
基本的にはこんな感じですが、
最近では長距離でも4ビート、6ビートと
キックをしっかり打つ選手も増えてきました。
ではクロールでいう2ビートとは?
2ビートとはクロールのプル(腕)が一周する間に
足を2回打つ事を指します。
つまり4ビートなら4回、
6ビートなら6回ということです。
足の打ち方としまして、
右手を入水させ、左手を後方へフィニッシュする時に
左足を1回けります。
左手を入水させ、右手を後方へフィニッシュする時に
右足を1回けります。
これを逆バージョンでする方もいますが、
基本的には上記で書いた通りです。
蹴り幅としましては、大きく蹴りすぎずに
イメージとしては鋭く【チョン】と打つのが理想です。
バタフライのキックを片足でするような感じですね。
これをすることによりまして、
足の負担がかなり軽くなりますので、
全体的に楽に泳げる様になります。
何と言っても足に乳酸がたまりにくくなります。
なぜ長距離向けかと言いますと、
負担が少ないからです。
ただし、スピードは出にくいですので
短距離には向いていない打ち方です。
人によっては短い距離でも
この泳ぎ方を採用しています。
それほどこの泳ぎ方は疲れにくいのです。
クロールで2ビートとは、どんな泳ぎ方ですか?
- 公開日: