背泳ぎという種目は常に上を向いて泳いでいるのですから、

レーン内のどこを泳いでいるのかはわかりづらい種目でもあります。

屋内プールでしたら天井をみながらある程度わかりますが、

屋外プールとなりますと・・・かなり難しいですね。

そんな状況でまっすぐ泳ぐのはとても大変です。



では、背泳ぎでまっすぐ泳げない原因はどういう理由でしょうか?



1番の大きな理由としましては、手の動きに原因があります。

これは屋内、屋外かぎらず共通して言える事です。

まっすぐ泳げない原因をカンタンにまとめてみました。




・手の入水位置がおかしい場合

手の入水位置は肩幅よりも少し外側に入るのが理想ですが

内側に入水してしまいますと、大体ヒジが曲がります。


こうなりますと手が頭の方に入水しますので

身体の方も自然と曲がりやすくなります。



・水の押し出す位置がおかしい場合

背泳ぎのストロークで本来は太ももで水を押さないといけないのが

力みすぎると外側で水を強く押す可能性が高くなります。


特に注意しないといけないのが身体より離れた位置で

水を押し出すという事です。

こうなると水の押し出した方と反対側に進んでしまいます。




・左右の手のかきの力強さが違う

よくあることですが、右側はしっかり押せるけど

左側はしっかりと押せない
・・・って実はあります。

片側だけ強く押してばかりですと、ボートで片側のオールを

必死に漕ぐのと同じでまっすぐ進みません。

ですので左右なるべく同じ力で押し出せる様にしましょう。