水泳で、泳ぐ為に基本動作となるのが【けのび】です。

このけのびから泳ぎを順に覚えて行く様になるのです。




では、水泳のけのびはどのくらい重要ですか?

と聞かれましたら・・・

とても重要です、と答えます。





なぜかといいますと、けのびは泳ぎを作るための大黒柱とも言えます。

人間で言う骨格のようなものですね。

ここがしっかりしているだけで、泳ぎの上達度も早くなります。





けのびというのは、選手クラスになると、

ストリームラインと言われる様になります。

このストリームラインがしっかりできるようになってくると、

競泳で言う飛び込んだ後に減速することなく進んでいきます。





逆にこのストリームラインがしっかりできていないと、

飛び込んだ後にブレーキがかかったみたいに減速していきます。




1つ例をあげてみます。

壁を決定スタートするときに、足を閉じた状態でするのと、

足を開いた状態でするのではどれだけ進み具合が違うか

私が実際に実験台になってやってみました。




その結果、足を閉じたときは13mくらい進んだのに対して

足を開いた状態では3mも進みませんでした。


これは、足を開いた状態になることにより、

水の抵抗が生じて進まなくなります。




このことから、けのびというのを安易に考えない方がいいです。

これだけははっきり言えます。

水泳でけのびというのはものすごく重要です。