けのびのスタートはとても重要です。

ここが上手にできるかできないかで、泳ぐ距離も変わってきます。




けのびで仮に3mしか進まないお子様と、

7m進むお子様とを比較してみましょう。

25mプールで実施した場合に3mしか進まないお子様は、

22m分泳がないといけません。

7m進むお子様は18m泳げばいいのです。





上記の場合ですと同じけのびをしたのに4mも差が出てしまいます。

けのびが上手にできれば、泳ぐ距離も少なくなりますが、

あまり進まなければ、泳ぐ距離が増えます。






けのびでスタートが重要だという事を認識してもらったところで、

スタート時に気をつける部分と言いますと、

・壁を強く蹴る
・背伸びの姿勢をとる
・伸びている時は力を入れない


と言ったところです。




まずは、スタート時に壁を強く蹴ることです。

これは足の裏全体ではなく、指の付け根あたり

しっかりと壁を蹴る事が大事です。





次に壁を蹴ったら、しっかりと背伸びの姿勢をとることです。

指先から足先までピーンと真っ直ぐに伸ばす事が重要です。

この時に、ヒジやヒザを曲げない様にします。




そして背伸びをしている時には力を入れない事です。

力を入れる事により沈みやすくなりますので、

適度に力を抜いてする様にしましょう。




以上が、けのびのスタートで気をつける部分です。