けのびというのは、泳ぐ上で重要な要素です。

いいけのびができれば、それだけでかなりの距離をかせげます。

・・・と、いうことは泳ぐ距離をそれだけ減らせるということです。




では、けのびで何メートルまで進むことができるでしょうか?




正直なところ、わかりませんというのが答えです。

人によっては5mもいかない人もいれば、

10m以上進む人もいます。




けのびで距離をかせぐためには、

姿勢と壁をける力が必要です。





けのびの姿勢は、

基本的には背伸びを頭の後ろで手を組むといった感じです。

指先から足先までしっかりと伸ばすことが大事です。

この時に力が入りすぎますと・・・

大きく曲がってしまったり、沈んだりします。




けのびの時は力まずに気持ちよくのびることと、

進んでいる感覚を楽しんで下さい。




で、実際のところですが

幼児でもきっちりとできれば5mは進みます。

小学生くらいになると上手になれば15m近くまで進むことができます。




日本水泳連盟の会長をされている

元オリンピック金メダリストの鈴木大地さんは

現役のとき背泳ぎのけのびだけで25mまで進んだと言われています。

それだけ基本のレベルが高かったのです。

なのでオリンピックで金メダルを取れたのかもしれません。