水泳では泳げるようになる為には、浮くという事が必要になります。

浮けないと手足の動きをマスターしづらいので・・・。



では、水泳のけのびはどのくらい重要でしょうか?



けのびは水泳ではどの種目でも使われています。

名前は違いますがストリームラインといいまして

壁を蹴って前に進みながら浮くことを指します。



この動作を上級者ほど大事にしています。

なぜなら、この動作が上手になればなるほど泳ぐ距離が短くなります。

例えば25メートルプールで壁を蹴って3メートル進んだら泳ぐ距離は22メートルになります。

壁を蹴って7メートル進んだら泳ぐ距離は18メートルになります。




この違いがわかりますでしょうか?

同じ様に壁を蹴ってスタートしても進む距離で泳ぐ距離が変わります。

しかもこの壁を蹴って進むスピードは泳ぐスピードより速いのです。

いかにしてスピードに乗りながら泳ぐ距離を減らすか・・・

上級者はこういうことも考えながら泳いでいます。




そのストリームラインの基礎となるのが、けのびなので

大変重要であることには間違いありません。


それに実際に泳ぐ時の姿勢にもけのびから派生している部分はありますので

おろそかにしてはいけません。




けのびは水泳の基礎中の基礎でありますので、しっかりと取り組んでいただきたいです。