背泳ぎは顔が上がっているので呼吸もしやすい種目です。

楽に泳ぎやすいのにも関わらず、

背泳ぎを泳ぐのを嫌がる人がいます。

その理由の1つは壁に頭をぶつけることです。




背泳ぎを泳ぐと頭をぶつけるので、改善策はある?





背泳ぎで頭をぶつける理由でおそらくほぼ全員が

手の動かし方に問題があるのです。





手を動かす際にラジオ体操第一の最初に行う

のびの運動の動作をクロールのように左右交互におこないます。

ラジオ体操の時には、たしか下から上に上げるので①

手の平ひらを返す時に②、横の方へおろすのに③、④と

時間をかけているのを覚えていますか?




背泳ぎの腕の動きも実際にこのラジオ体操の動きに非常に近いのです。

下から上に上げる動作が、

太ももから耳の後ろへ持っていく動作と同じです。

手のひらを返すのも実際にやります。

選手になれば入水直前に返しています。

横の方へおろすのも、できるだけ体の近くを通ってかくようにするのです。




ただ、スピードとしましては水の上の動作が一番速いので

そこだけは勘違いしないようにしましょう。

水の中の動作は水の上に比べて遅くなります。

水の中の動作は水の上の動作より速くならなければ

頭を壁にぶつけることがなくなります。




ですから水の中の動かすスピードよりも

水の上の手を回すスピードが速くなるようにしましょう。