クロールを泳ぐ時に頭の位置が気になりませんか?

頭の位置により身体が浮いたり沈んだりすることもあります。




ではクロールの頭の位置はどのように決めるかといいますと・・・

一番重要なのは腰の位置なのです。

水泳のどの泳法でもそうなのですが、

腰の位置で泳ぎのスピードが変わるといっても過言ではありません。





クロールを泳ぐ時に腰の位置が沈みそうであれば

目線は下向きにした方がいいです。

おへそを見るくらいでもいいかと思います。

ですから、頭はやや沈みがちでもいいです。




クロールを泳ぐ時に腰の位置が浮いていれば

目線は前向きでもいいです。

前方を見ながら泳ぐといいです。

浮きすぎるとかえってブレーキになることもありますので、

頭はまゆ毛が水面を切るくらいまで浮かしてもいいです。




このように腰の位置で頭の位置を決めていくのが理想です。

これは背泳ぎや平泳ぎ、バタフライも同じ事が言えます。





平泳ぎを例にあげますと・・・

よく泳いでいる人を見かけるのですが、

頭の位置が異常に高い人を見受けます。

その人に限って、腰の位置がかなり沈んでいます。

もちろん進むスピードは、すごくゆっくりしています。





両手を前に伸ばした時に頭を沈めてあげると、

腰はかなり浮いてきます。

もちろん進むスピードは速くなりますし、

25m到達するストローク数も少なくなります。




頭の位置を決めるには、

腰の位置で決めてあげるといいです。